高田君の沖縄和牛・今帰仁和牛　

  

憧れの栃木さんと・・・・・・




牛飼いをする前、１３年前に始めて松阪を訪れ、栃木さんのお宅におじゃましました。

東京の品川生まれの私は、幼い頃、祖父に「松阪牛がもっとも美味しい」と刷り込まれ、その独特の風味に感激を覚えたものです。松阪牛が但馬牛が素牛であること、雌牛だけの肥育牛である事など、松阪で始めて知ったのです。

その後、その感激から、但馬牛の本場、美方郡の湯村市場で牛を導入し、私の牛飼いが始まりました。

二年前、今帰仁村の和牛改良組合で松阪を訪れ、栃木さんに会い、その職人的気質に、再び感激を覚えました。

私にとっての栃木さんは、「牛の神様」の一人です。あのような方がいて、はじめて自分のような人間が牛飼いでいられると思っています。本当に感謝しています。  

　　　気高栄１号
「気高号」直子　　「福栄号」弟牛
生年月日　　　　平成15年8月1日
登録記号番号　　黒　13875　　　　　　　　　　得点　８３．６
繁殖者　　　　　田中　礼子




　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
特定遺伝子型検査　Ｂ３（－），Ｆ１３（－），ＣＬ１６（－），ＣＨＳ（－），ＭＣＳＵ（－）
血統　　　　父　気高
　　　　　　　母　はるみー菊照土井
　　　　　　　　　　　　　　　てつや　－安谷土井
　　　　　　　　　　　　　　　　　やすみ　－安重土井
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もりひさー田森土井
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひでひさー茂金波

連絡先　　　　　　北山家畜人工授精所　905－0403　　　沖縄県国頭郡今帰仁村字運天９２７
　　　　　　　　　携帯　　　　　　０９０　９７８３　４２３１　（高田　勝）　　　　　　　
　　　　　　　　　メールアドレス　ｍｉｙａｒａｂｉ＠ｍ１．ｃｏｓｍｏｓ．ｎｅ．ｊｐ



この気高栄１号は、とても大きく、成長が良く、福栄号を大きくしたような牛です。
簡単にパンフレットを作ってみました。  

口之島牛
和牛を色々見ていると、昔から日本いた牛はどのような牛だったのか？と考えますよね！！
昔の牛は、天然記念物になっている、見島牛が有名ですが、口之島牛も古典的な形態をした牛です。
この山に適応した体型は、驚くばかりです。肩が張り、お尻は小さく、とても小型です。
体の白い色もホルスタインなどの色の配色と違い。毛色の遺伝子も違う事が分かっています。
この口之島牛を使い、沖縄の闘牛が造成されます。有名な闘牛では、卓郎白タービーがいます。


卓郎白タービー
精液採取に来た時の写真！！！小型の横綱だったそうです。
  

茂重安福号兵庫の但馬牛の系統です。
10歳になりましたが、まだまだ、元気です。若い頃、但馬牛に交配し、かなり、小さい牛が産まれた関係でお肉がとれないとも言われていましたが、最近では、鳥取の気高系、島根の糸桜系に交配すると
お肉もたくさん取れることが分かり、最近では、かなり安定した肉量、肉質になっています。  

和牛肉の全国大会
僕は、「今帰仁アグー」の他に「和牛」を飼育しています。
先日東京の芝浦で行われた全国枝肉共励会に自分が飼育する「茂重安福　号」の産子が5頭出品されました。岩手県、秋田県、宮城県からの出品でみな上物と言われるＡ５という格付けでした。追って解説しますね。
ここのところ本当に成績が良いので、ブログを立ち上げる事にしました。
自画自賛になりかねないのですが、許してくださいね！！
ティーダブログのスタッフの皆さん！！「今帰仁アグー」は諸事情から休んでいますが、今度は、「今帰仁和牛」で立ち上げる事にしました。応援してくださいね！！
沖縄では「石垣牛」が有名ですが、スーパーにならんでいるお肉の事だけでなく、一般の方々に和牛が分かるように僕なりに解説していきますね！！もちろん僕の日誌としてが主目的ですけど・・・。「ふ～ん和牛ってそうねんだ～！」みたいにしたいですね。よろしくお願いします。
ヨ～シ！！「高田君の和牛日誌」始まるよ！！